【ブリュッセル=下田敏】欧州連合(EU)の一部食品企業に対してロシアが食肉類の輸入禁止措置を通告したことがわかった。欧州委員会が25日に認めた。EUとロシアは2006年に食肉の禁輸措置をめぐって関係がこじれ、エネルギー分野を柱とする新協力協定の交渉入りが見送られた経緯がある。EU・ロシア首脳会議を26日に控え、関係が再び冷え込む恐れがある。
欧州委によると、ロシアが輸入禁止を伝えたのは、独仏伊など加盟7カ国の食品企業。禁輸対象は約70社に上るとの情報もある。ロシアはこれらの企業が輸出した鶏肉や豚肉に抗生物質が使われたとしている。 (07:03)
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