2011年4月13日水曜日

「イランはまもなく核燃料製造国の仲間入りを果たす」

イランのサマレ・ハーシェミー大統領補佐官が、「イランはまもなく、核燃料プレートの製造国の仲間入りを果たす」と表明しました。
イルナー通信によりますと、サマレ・ハーシェミー補佐官は11日月曜、記者団に対し、「テヘランの研究用原子炉のみで使用される20%の濃縮ウランの燃料プレートの製造が最終段階に入っている」と語りました。
また、「イラン原子力庁は、この作業を開始するための施設を建設し、設備を整えており、計画通りに稼動が開始される」と述べています。
サマレハーシェミー補佐官は、イランで新たなウラン鉱脈が発見されたことに触れ、「イラン中部ヤズド州で、大規模なウラン鉱脈が発見されたことにより、イラン全国におけるウラン鉱石の獲得に関して明るい展望が生まれている」としています。
サマレ・ハーシェミー補佐官はさらに、イラン中部のアラーク重水製造工場について、「この工場は、予定された計画通りに稼動を継続しており、合理化が進められ、その製造量が10%増加している」と語りました。

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