2008年7月3日木曜日

負債がある世帯が減少:インド労働省調査

2008/06/30 Monday 16:14:40 JST 

インドの労働者階級の収入増により、住居や教育、健康管理、輸送・通信に支出する金額が増加しているようだ。インド労働省が労働者階級を対象に行った調査で分かった。また、労働者階級の41%が独立した家に住んでいるという結果も出ている。 

同調査によると、住居支出は1981-82年の9.84%から2000年には16.01%に増加している。また支出の内訳では食費が最も大きいが、全支出に占める割合は1982年の前回調査時56.95%から47.48%に減少している。医療費は2.54%から4.54%に増加。教育費も3.15%から6.19%に増加。輸送・通信費も2.69%から5.25%に上昇している。既製服への需要が高まったことで、衣類全般への支出は10.03%から4.99%に下がっている。 

また、負債がある世帯の割合は、1982年度の50.17%から2000年には38.11%に下がっている。1世帯あたりの平均負債額は現在の貨幣価値で2万2920ルピー(約5万6700円)であるという

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