2008年7月3日木曜日

インド政府、婚姻の登録義務化へ

2008/06/19 Thursday 17:26:32 JST 

〈ニューデリー〉 イスラム教徒も含む、インド全国民の婚姻の登録を義務化する法案が、政府法律委員会で審議されている。この法案は、同委員会のターヒル・メヘムード委員によって提出され、中央政府によるすべての婚姻の登録義務化を内容としている。  

メヘムード委員はPTIの取材に対して、「この法案は、私が独自に作成した。もしこの法案が中央政府によって承認されれば、婚姻の登録義務化への大きなステップになるだろう」とコメントしている。 

最高裁判所は以前から各州や連邦直轄領に「婚姻の登録の義務化は、現在もインドに残っている幼児婚を抑制するための有効な手段である」として、婚姻の登録義務化の枠組みを作るように命令していた。また、最高裁判所は「婚姻の際に、婚姻する者の年齢を登録することを法的に義務化することも、幼児婚を抑制するだろう」としている。

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