2008年9月22日月曜日

米政府、公的資金75兆円投入へ 不良資産買い取りのため

【9月21日 AFP】米政府は20日、大恐慌以来最悪となる金融危機に対処するため、不良資産の買取に過去最大規模となる7000億ドル(約75兆円)の公的資金を投じる方針を固め、一両日中の合意を目指して議会との調整を開始した。

 19日深夜に議会に提出された原案によると、ヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)米財務長官の職務権限を大幅に拡大し、財務省は今後2年間にわたり最大75兆円の不良資産を金融機関から買い取る。

 ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙はウェブサイト上で、財政資金を手当てするため政府の債務上限を11兆3000億ドル(約1210兆円)に引き上げるとの政府案を報じた。(c)AFP/Veronica Smith

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