2008年8月24日日曜日

ウクライナ、ミサイル防衛で欧州と協力も

 【モスクワ=坂井光】ウクライナ外務省は16日、同国のミサイル防衛(MD)システムを欧州のシステムと統合する用意があるとの声明を発表した。グルジア紛争でロシアへの警戒感が強まるなか、軍事面でロシア離れを進める狙いとみられる。

 タス通信によると、声明では、レーダーの共同利用に関するロシアとの合意文書が今年無効になったことでウクライナは欧州諸国と積極的な協力関係を築くことが可能になったと指摘した。協力の対象として宇宙空間監視に関するシステムも可能性として挙げた。

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